着実な成長ができるのも、会社の安定があってこそ。
管理職を目指して、しっかりと道を踏みしめていく。
- #水と住まいの事業
「水工」「住建」「電工」「グリーン」と、幅広い事業を展開する渡辺パイプ。それぞれの事業の最前線で活躍する若手社員が、仕事のやりがいなどについて話し合った。部署の垣根を越えたフランクなコミュニケーションも大きな魅力である。
【水工】
足立サービスセンター 長谷川 力也
商学部商学科卒。2022年入社。デスクワークより現場を駆け回るワークスタイルが自分に合っていると感じ、入社。
安定した経営基盤、生活に深く関われる事業内容にも惹かれた。
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【住設】
東京東住建サービスセンター 盛原 比奈
文学部英文学科卒。2022年入社。安定性があること、ライフイベントを迎えても働き続けられること、
福利厚生が充実していることの3つの軸に合致していたことで入社を決める。
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【電工】
品川電工サービスセンター 青島 蓮
経済学部経済学科卒。2022年入社。土日が休みで学生時代から打ち込んだアメフトを続けられると思ったことと、
採用担当者の丁寧な対応に惹かれたことが入社の決め手に。
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【グリーン】
千葉サービスセンター 稲原 稜士
農学部農学科卒。2023年入社。農業について学ぶ中、温室の重要性を痛感し、温室の販売等を通じて農業界に貢献したいと考えて入社する。
事業の安定性は就職先として大きな魅力
──皆さんの就職活動を振り返ってください。
盛原 私たち2022年入社の社員は、コロナ禍での就職活動でした。採用中止に追い込まれた企業も多く、別の業界を志望していましたが、そうした状況で身に染みて感じたのが、どんな経済情勢でも安定的に成長していける企業で働きたいということです。
さらにライフイベントを迎えても働き続けられること、福利厚生が充実していることの3つを軸に就職活動を進め、渡辺パイプに決めました。
長谷川 私は大学の就職支援課で渡辺パイプを紹介され、インターンシップに参加しました。もともと法人営業を志望していたのですが、渡辺パイプの営業は想像以上にお客様との距離が近いことに驚きました。先輩に「2年、3年と続けていくうちにお客様との関係性はもっと深くなっていく」と教えてもらい、とても魅力的な仕事に思えました。
青島 私も長谷川さんと同じく営業を志望していました。渡辺パイプにはアメフト部の先輩が入社していたこともあって、親しみを感じていました。その先輩も、お客様との距離の近さが魅力だと話していました。採用担当の方がとても丁寧に対応してくれたことも、印象に残っています。
稲原 農学部で勉強していましたので、農業に関わる仕事がしたいというのは私の大きな軸でした。農業生産法人などへの就職も考えたのですが、渡辺パイプのグリーン事業部ならビニールハウスなどの提供を通じて幅広く農業生産に携われると思い、入社を決めました。
長谷川 稲原さんのお話もそうですが、当社を選んだ社員は仕事で社会に貢献したいという想いが強いように感じます。私は東日本大震災の被災地を走る渡辺パイプのトラックの写真を目にして、災害時の活動に力を入れていることに強く共感したことを覚えています。
盛原 生活を支えるという点では変わらないものの、形として見える有形商材を扱うことに面白みを感じました。自分の扱った商材で建てられた建築物が20年後、30年後も残ることは、大きなやりがいだと思いました。
青島 社風も魅力でした。社員は皆さん活発で、フットワークの軽い方が多いです。ハツラツとしていて、体育会出身の私にとってはとても居心地がいいです。
稲原 昨今、現在の農業は様々な課題を抱えています。それらの課題に向き合うことで、社会貢献したいという志があれば、学生時代に農業を学んでいなくても大丈夫。シンプルに「農業が好き!」という方も大歓迎です。
若手にも新しいことに挑戦させてくれる
──それぞれの事業部での仕事内容と、面白みを教えてください。
盛原 私の部署では、地場の工務店様やハウスメーカー様、ビルダー様といったお客様を担当しています。設計段階で提案するだけでなく、施工現場に足を運んで施工の段取りを現場監督さんと話し合うこともあります。工事の状況を見ながら必要な部品の手配を促すなど、現場がスムーズに進むよう、サポートすることも大切な仕事です
長谷川 私の所属する水工では、文字通り、水道工事業者様がメインのお客様です。ニーズに応じて給排水の管材やパイプなどを提案・お届けしていますが、水回り製品も扱う点は盛原さんの業務と一部重なっています。対象は戸建て住宅、マンションのほか、商業施設や学校、病院、飲食店とかなり幅広いです。
青島 電工も名前の通り、電気工事店様向けに電気配線資材や電気設備等を提案・販売しています。家電量販店様に販売するケースもあります。電材はとにかく商品の種類が膨大で、最初の頃はそれを覚えるだけでも一苦労でした。
稲原 先ほども少し触れたように、グリーンではビニールハウスの設計から施工、メンテナンスまでをワンストップで手がけています。他の事業では渡辺パイプは商社という位置づけですが、グリーンは“メーカー”という点が大きな違いですね。つくって、売って、建てて、守っていく、一連の流れを担当しています。
盛原 1年目、私が先輩から引き継いだお客様の売上がどんどん落ちていったことがありました。原因は、当社が提案していたメーカー製品の値上がりでした。そこで私は当社がOEM(受託製造)をしている独自のキッチンを提案し、設計や営業の方向けの研修会などをメーカー様のご協力のもとショールームで開催して売り込みに力を入れました。おかげで翌年度には売上、粗利ともに2倍に伸びました。
長谷川 すごいですね!
盛原 若手でも新しいことに挑戦させてくれることや、責任を持たせてくれることが、当社の魅力だと思います。
長谷川 メーカーだと自社製品に特化したご提案や販売になりますが、私たち商社はお客様に合わせて様々な選択肢をご提案できることも大きな強みです。私自身も、「こんな感じのお風呂」という漠然としたイメージを施主様と工務店様から伝えられ、壁色や照明、材質など様々な要素を踏まえて「こんな組み合わせはいかがですか」と提案しところ大変ご満足いただくことができました。お客様の漠然としたご希望をヒアリングし、多様な組み合わせを提案できる点は、大きな醍醐味です。とてもクリエイティブな仕事だと思っています。
青島 最近は病院の改修工事に携わったことが印象に残っています。エアコンやトイレ、換気扇など、様々な製品の更新を行ったのですが、製品をお届けにいくたびに院内の様子が変わっていくことが面白かったです。もちろん期限内に工事を終わらせるために我々にもスピード感が求められますし、自分の持ち味であるレスポンスの速さを活かして、ご要望にはしっかりお応えするようにしています。
完成時には大きな達成感が得られ、お客様からいただいた「ありがとう」の言葉は最高の喜びです。
稲原 私の手がけるビニールハウスは、お客様によって広さや形状など、まったく異なります。印象に残っているのは初めて担当した工事です。お客様から「葉もののビニールハウスだけど、どうしたらいいかな?」と相談され、どうしたら生育がよくなるか、日中の暑い作業の負担を減らすにはと、いろいろと考え提案したところ、「それで行こうか」と言われたことが本当に嬉しかったです。
ビニールハウスが失敗すると農家さんの生計に直接影響を与えてしまいますので、その責任の重さは常に意識しています。
仕事を離れてプライベートでのコミュニケーションも
──会社の雰囲気や会社の魅力などはいかがですか。
青島 長谷川さんとは時々、飲みにいきます。
長谷川 仕事でも青島さんからはよく「配達を手伝ってくれないか」という電話がかかってきます。商品の納入先の現場まで、青島さんより私の職場のほうが近いことも多いためです。そんなときは「わかった!」とすぐ飛び出していきますよ。チームプレーを意識する瞬間で、こうした距離感はとても心地いいです。
青島 いつもありがとうございます。同期なので頼みやすく、助かっています。
職場は立場に関係なく意見を交わしやすく、誰とでも話しやすい雰囲気があります。とても風通しがいいと思います。
稲原 基本的にどの業態の方も明るいですよね。グリーンでは、その明るさに加えて、職人気質の方が多いように感じています。というのも、設計や施工管理という仕事もあるため、細かいところにこだわるようになるためだと思います。ここは絶対に譲れないという芯の強さを持っている人が多いのではないでしょうか。
盛原 そうした技術は先輩から教えていただくのですね。
稲原 ええ、1年目から先輩と現場に行き、一緒に作業しながら教わりました。質問すれば何でも教えてくれましたし、積極的に吸収しました。
青島 私の職場では同期同士の飲み会もよくあります。
盛原 私は別の支店の同期とも仲がよく、この間は一緒に海外旅行もしました。仕事を離れたプライベートでもこうしたコミュニケーションを楽しめるのが、当社のいいところです。
後輩の育成にも力を注ぎたい
──最後に皆さんのこれからの目標をお願いします。
青島 現在後輩が2人いますので、そのサポートをしていくことが役目だと思っています。私が先輩に育てられたように、後輩たちの力になりたいと思っています。
盛原 私も青島さんのように後輩の育成に力を入れたいと思います。私の部署はベテランの先輩方が多いため、私が橋渡し役となって、知識や経験を伝えていきたいと考えています。
稲原 今後、グリーン事業部では農業プラントメーカーとして、付帯設備その他の工事まで含めて、すべて渡辺パイプにご依頼いただけることを目指しています。その中で私も、お客様に今まで以上の満足度をお届けできることを目指します。
長谷川 長期的には管理職、つまり営業所の所長になることが目標です。目指すのは、サッカーのフォワードのように先頭に立ってチームを引っ張っていくような所長です。それには様々な職場を経験することが必要だと思っていますので、他の営業所も経験してみたいですね。当面は目の前の売上を達成することに全力を尽くしたいと考えています。
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